破天荒な生徒を懐かしむ

おはようございます、M(エム)です。何か記事書こうと思ったのですが、なかなかネタがありません。私は某塾で個別指導講師をしておりますが、先週の仕事は忙しさが少し増した以外には、これといって何もなし。普通、平穏そのものといった様相です。なのでしばらく前に担当していたある生徒を思い出して書いてみました。

 

 

 

 

出会い

 

メモによれば、7月の半ばから担当し始めました。週2回ということで、まあ焦っているのかなと。のちに英語の個別も週2回受講しているとわかり、富裕層の子弟だと確信しました。9月いっぱいまで、形の上では全24回。しかし、実際に来たのは数えると9回。それも半分ぐらいは遅刻だったかなぁ・・・。そもそも初回に45分遅刻してくるという。

 

講師交代が決まってから、8回連続でドタキャン(当日欠席)。事前に申請していれば振り替えというシステムによって別の日に受講することができるのですが、当日勝手に休んだ場合には受講料丸損です。貧乏人の私にはバカ高い個別指導の授業を何度もぶっちするという所業がなかなか理解できませんでした。英語の方も同様に欠席を繰り返していたそうです。

 

エピソード

 

そんな彼ですが、出席した際には愉快なエピソードを披露してくれたこともありました。夏休みにはアルバイトで汗を流していること。自分でためたお金で、オープンキャンパスに3泊4日で出かけるということ。それは偉いと思ったんですが、

 

親のお金も大事にしようね

 

と私は心の中でツッコんでいました。夏休みにアルバイトを詰め込んでいたのはその

旅費を自分で払うためで、当然それが終わった後はアルバイトをやめ、受験勉強に専念してくれるのかなと私は考えていたのです。浪人ですしね。

 

しかし、そのあとも時給のいいバイトが見つかったとのことで夜11時まで頑張って働き、就寝するのは午前2時だとかで、「体調悪いんすよね~」と言っておりました。お、おう・・・。いくら若くてもそりゃ体調悪くなるだろうさ・・・。

 

ドタキャンの理由

 

授業開始してから一定時間が過ぎると、職員から連絡することになっているのですが、「電話が通じない」が半分ぐらいあり、通じた際の理由としては

  • 時間勘違いしていました
  • 今ちょっと病院で
  • 体調不良

あたりをローテーションで使用していたようです。最後の方は体調不良で通していました。そして別れの挨拶をすることもなく、次の講師にバトンタッチ。英語の方も交代したそうです。理由としては、「経済的な問題で学生講師(料金が安い)に変えたい」ということでした。

 

大成するタイプかも

 

話した感じではなかなか図太く、早くから自分で働こうという意欲やバイタリティがありましたから、もしかしたら将来社長とかになるかもしれないですね。今の段階で大人から見れば困ったちゃんかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて人間が練れて持ち味を発揮するような気がします。

 

要するに、机上の勉強みたいなのはつまんないということで、実学というか人や仕事から直接吸収して学んでいくことが向いているのだろうなと思いました。

 

ただ週2回、来るんだか来ないんだかわからない生徒をじっと待ってるのはなかなか気苦労がありました。こっちは早めに来て今日はどうするか想定しつつ長期的なことも考えないといけない、休みまくられて全然進んでいないのをいったいどうするのかといったことで相当なストレスになってはいました。今となっては懐かしいです。

 

私自身6月から仕事を始めた新入社員状態でしたから軽くパニックになって職員さんたちに「いったいどうしたらいいんですか」と相談したこともありましたが、数多くの事例を見てきているのか特に動じた風もなく流されてしまいました。「講師が何とかしろ」ということですね。

 

残念ながら手も足も出ないまま担当を外れましたが、私もこの件でそこそこ肚がすわり他の生徒の面倒を見るのが前よりスムーズにはなりました。彼に比べたら、と思えるようになったからです。フィジカルのみならずメンタルも脆弱ですから、鍛えてもらったと感謝しています。

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか。「その程度のことが対処できないのか」と思われることは必定ですが、長期間ひきこもっていた後働き始めて数ヶ月ですので、「見た目はおっさん、頭脳は新入社員」というね、たったひとつの真実がどこにあるのかわからないまま日々過ごしております。ここまで読んでいただきありがとうございました。

f:id:MT6538:20181022085711j:plainそういうことですね