取り返しがつかない事態に!誠意とは何かと考えた日

 

M(エム)です。某塾で個別指導講師をやっております。数ヶ月前から勤務している新入りで、戦力的にはキングダム中のこの人ぐらい?です ↓

 

f:id:MT6538:20181016182350j:plain生き残る力は抜群

 

昨日は仕事だったのですが、長期間に渡る懸案事項にようやく向き合った結果、えらいことになったと思ったので記事にします。

 

 

最初に担当した生徒

 

6月から今の塾で働き始めて、新入社員のごとくやる気に満ちていた私が最初に受け持つことになった生徒のことですね。命を預かる系というか、モリカケ問題系というか、そういう方面を志望しておりまして、「これはいきなり難しめの子に当たったか」と、能力的に不安のある私は早くもプレッシャーを感じておりました。しかし難しいポイントは別にあったのです。

 

 

家で全然やらない

 

前任の講師と生徒がちょっと合わなくて私にお鉢が回ってきたらしいので、要注意だとは思っていたのですが、この生徒、授業中は非常に集中して聞いてくれるのですが家では全くしている様子がありません。2,3回目ぐらいで「このままでは間に合わないよ」と伝え、宿題を出したり小テストをしたりと負荷をかけることにしました。

 

しかし、宿題については、「体調が悪かった」「学校の行事が忙しくてできなかった」ということでやってこないことが続き、前回授業でやった内容の小テストをしても全然できないものだから私は頭を抱えました。そうした重苦しい雰囲気を感じて来るのが嫌になったのか、丸々1ヶ月間休まれたことがあります。

 

進行スケジュールは完全に狂いました。最初に担当した生徒にこんなに休まれては講師としての評価がますます下がると恐怖を感じた私は、「もう小テストはやめ。宿題も出さんでええわ」と開き直り、ひたすらその場の空気を和やかにして授業を終わらせることだけに努め、そうすることで生徒の機嫌は直り毎回来てくれるようにはなりました。

 

その後今年は受験しない予定と聞き、なおさら「ほんじゃこれでいいよ、もう」と放置していたのです。我ながら生徒の扱いはかなり上手くなったと思っており(いろんな生徒から「曜日変えてくれ」「過去問から問題選んで持ってきてくれ」「別の本やりたいんだけど」とか言われ放題ではありますが)、そのような状況に胡坐(あぐら)を掻いていたのは事実です。

 

職員との面談

 

各生徒には担任の職員がおり、たまたまその人と面談する機会があったのですが、「志望校に合格するために、今何をすべきかということを生徒にしっかり伝えてください」と言われ(ぐう正論=ぐぅの音も出ないほどの正論)、ハッと気づきました。このままだとどうなるかということは、薄々わかっており、ただ保身のために先送りにしていたのですが、いつまでもそれでは通用しないと。

 

かつて憧れたあの人のように、今こそ誠意を見せる時だ!私は決意しました。 

f:id:MT6538:20181016181557j:plainどうやらまだ塀の中

 

そして決断の日

 

昨日ですが、その子が授業時間前に来ており時間があったので、できる限り穏やかに、あまり押しつけがましくならないように話をしました。

  • 来年度、集団授業を受講しないと志望校のレベルに達するのは難しいこと
  • 個別指導だけでは他の受験生に比べてレベルも時間数も全然足りないこと
  • 競争する環境がなくてはいけないこと
  • 試験の時には一人で戦わなければならないこと

一応、諄々(じゅんじゅん)と思っていることを話しました。担任と面談している中でそのような話が出たという言い回しにして、話の糸口に利用させてもらいましたよ。担任とよく相談してみてと付け加えましたが、まあそんなにコンタクト取ってるわけでもなさそうです。担任の人、第一志望も知らなかったし。

 

 

それで授業に入ったわけですが、以前やった範囲の知識などがほとんど風化しかかっていて内心呆然とする私。いやわかってたやろすでにこうなってるってことは。ともう一人の自分がツッコミいれました。そりゃそうです週1回この時間だけやったって何ら身につかないのはさすがの私でもわかります。

 

衝突してでももっと早く説得しておけばよかったなあ、とこの時心底思いました。ここ何ヶ月か分の授業、ほぼ水の泡、無に帰するとはこのことです。見て見ぬふりを続けてきた私にも責任の一端があります。天を仰いで慨嘆しても、過ぎ去った時間は返ってきません。ここからどうするかということですね。

 

授業の終わりに、また担任を引き合いに出してですが、家庭学習の件を持ち出してみました。次回から、何かやってきてもらって私がチェックするということで生徒と合意。しかし、学習習慣ってそう簡単には形成されないのは知っております。

 

責任はどこまで

 

今回は何とか、お説教とまではいかずともはっきりこのままでは難しいと言ったものの、今後何度も繰り返して言うべきかどうか。人間ってすぐ元に戻っちゃうので、宿題の件も「忘れました」「できませんでした」になる可能性は高いです。あーこれ書いててまた気分が・・・。私の責任の範囲っていったいどこまでになるんですかね。今日の説得だけで物凄く疲労したのですが・・・どこまで通じた?

 

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか。その子が今年受験しないということを差し引いても、日に日に手遅れの様相が濃くなってきているので気が重いです。「1回は言ったよ?言ったからね?」ということで講師としての責任は果たしたということでいいのか、今後も口うるさく宿題やったか歯磨いたかとか聞かなくちゃいけないのか。そういうの性格的に本当に向いてないんですよね。

 

とにかく来年の春から集団クラスに入らないとまずいので、それに向けたサポートに徹しますが。ああ嫌だやりたくないよでもここは嫌われても干渉するのが「誠意」なのかな。後でまた後悔するよりましか頑張ります・・・。ここまで読んでいただきありがとうございました。