明日は明日の風が吹く

某塾で個別指導講師やってます。日記とか考えたこととかを記事にしています。

やる気をなくして手を抜き出したら生徒の食いつきが良くなってきた件 <塾のお仕事日記>

f:id:MT6538:20180828165903j:plain

 

こんにちは、M(エム)です。表題の通りで、しばらく前には何とかして成績上げて合格させるにはどうしたらいいだろうと本気で悩み力を注いでいましたが、今やすっかり諦めの境地。受かろうが落ちようがわしゃ知らん、とその場限りの指導に徹して、しかも適度に気を抜いてやることにしたのですが、明らかに生徒の集中力が増し、遅刻もしなくなりました。皮肉な話です。

 

1人目:停滞期

 

一番やる気のある子なんですが、ちょっと沈んでいました。予習した範囲が全然わからなかったとのことで、「この辺はあんまり出ない」「1回目ですぐわからなくていい」などと慰めながら、「まずは定理覚えて使えるようになったらいいから」という感じで終了。やる気だけでは遅れはいかんともしがたいのだなーと思いました。

 

この子にはできる限りのことはしてあげたいと思っています。進行状況からするとめちゃめちゃ厳しい。でもそれは言わないし考えないで手を尽くします。

 

2人目:加速装置!

 

f:id:MT6538:20180828170748j:plain©石ノ森章太郎

 

その場では集中して聞いてるけど家では全く何もしていない子です。もはや間に合うとかの次元ではないので、「難しそうな問題(それどころか標準問題もかなり)すっ飛ばす!」という強硬手段に出ました。今高1の範囲(この時点でお察し)なのですが超速で進めて無理やり入試に間に合わせることにします。とりあえずは必要な範囲は終わらせましたよと。

 

将棋のプロの世界では、負けとわかった時点で最後の盤面が酷くならないよう「形作り」という作業をしますがそれに似ているなあと。ライブ中継とかだと対局者が水飲んでるのを見て解説者が「もう投了ですね」とか言います。観念して「負けました」と発声する用意らしいですね。形づくりとは関係ないんですがこれも作法の一つですね。私は仕事の途中で投了するわけにはいかないんですが。

 

今回も私が結局解き方から何から全部お膳立てして説明して、本人が最後に計算だけ合わせて「はい、正解!」の繰り返しでした。本人は何かやり切った感の満足げな顔で終了したので私としてはホッとしましたけど。でもこれ、なーんにも身についてないからね。そしておそらくこの調子で最後までずっと続きます。

 

志望校、倍率数十倍の難関学部ですけど、数学は私の授業週1の1コマのみらしいです。こないだは台風で飛んだし。模試も一度も受けたことないらしいです。知らん。

 

3人目:いつまでバイト入れるねん

 

つうこんのいちげき! やすむとおもっていたせいとが じかんまえにきている!

えむは ラリホーのじゅもんを となえた!

せいとにはきかなかった!

えむは あきらめて じゅぎょうをはじめた!

 

今回は休みのターンだったはずなんですが、マイガー来てました。前回、授業が暗礁に乗り上げたので、もう高1の最初の方の復習してやれと口実をもうけて因数分解とかさせたのですが、これが意外に食いつきがよく(たすきがけとか昔大嫌いでできなかったらしい)、けっこう集中してやっておりました。

 

自己申告では高1の範囲は「だいたいできる」とのことで高2以降の範囲に進んでたんですが実際は高1の最初から穴だらけボロボロです。現役の時以来全く手をつけてないそうなのですが、もう予定が完全に破綻。ここからどうすればつじつまが合うのか。こっちはクロックアップでもっと飛ばすということにします。

 

f:id:MT6538:20180828173525j:plainKAGEROU」、結局読まずじまい

 

今日も深夜までバイトだそうな。君はいったい・・・やる気

 

f:id:MT6538:20180828165715j:plain

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。記事を書いてる場合じゃないのですがつい・・・。