明日は明日の風が吹く

某塾で個別指導講師やってます。日記とか考えたこととかを記事にしています。

引っ越し記事・本音は深く潜行する

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こんにちは、M(エム)です。昨日は1コマだけ仕事がありましたがさして書くことはありません。生徒は、受験はしないのに塾に来ているという子でして、性格は真面目です。いっしょに教科書を読んだりしておりましたが、規定の時間が終了して「あれ?メンタルも体力も削られてない!」と感じました。人って相手が関心をもって聞いてくれているだけで、同じ時間しゃべっても疲れがまるで違うものですね。新たな発見でした。今回の記事はそれとは関係ありませんが。

 

 

医学部の得点操作の件 

 

このような記事もありました ↓

医師の65%が東京医科大学の女子一律減点を「理解できる」と回答 (1/2)

 

東京医大の入試不正について、実態が次々と明るみに出てきました。職業柄、ネットで医大入試の「年齢による不利な扱い」の噂は知っておりました。年齢に寛容なところと厳しいところがあるから、30代以上であればいくら学科試験が良くても面接で落とされたりするとかね。そういった情報ははっきりと公表されているわけではないので、噂レベルであっても気にする点だと思います。しかし女性というだけで減点されているとはさすがに想像もしていませんでした。

 

面接マジック

 

面接っていったい何のためにあるのでしょうか。人間性を見る、とかいってもかなり曖昧な判断になってくると思います。面接官との相性に左右される部分が大きい。人間なので、「何となく好き」あるいは「何となく嫌い」というのは必ずあるし、それは人により違いがあります。面接官に好かれないとか、受け答えでちょっと間違ったからといって「人間性に問題あり」というわけではないですものね。

 

面接が非常に得意なタイプもいるでしょうし、本来いいところはたくさんあるのにそういう場では緊張してしまいアピールすることができずに失敗するタイプもいるでしょう。それだけの時間で点数をつけていいものなのでしょうか。「面接スキル」に長けているだけの人の人間性を見抜けるのでしょうか。

 

ということをこれまで思っていたのですが、実は面接というのは単に学校側に非常に都合のいいシステム、調整弁なのだなということに気がつきました。寄付金たくさん出すとかコネがあるとかの受験生にこっそりドーンと加点することができるわけです。その点数をつけた理由はいちいち開示する必要もないわけですし。要するにある程度好き勝手やることができるのです。

 

企業の採用のようにはできない?

 

ふと、就職の際のように、ペーパーテストもやるけれど最終的には面接で合否を決めたらいけないのかなと考えました。会社は自分の好きな人材を採用できるわけですよね。大学、特に私立だったら「学科試験もやるけど最終的には学長や理事長の面接もやってこちらの気に入った受験生だけを合格させますよ、そして合格基準は公開しません」とするのはダメ?と。

 

私大とはいえ、だいぶ補助金が国から出ているらしいので文科省の意向には逆らえないのかもしれません。給料払うのではなく学生側から授業料を徴収することとか、他にも企業と違っていろいろ理由があるのかなと思いました。

 

水面下での選別

 

今回、一見公平を装いながら裏で操作をすることで組織の意図を通そうとしていたわけです。こうしたやり方はいつの時代もどんなところでも起こると思いますし、発覚して批判されて初めて修正を余儀なくされます。「女子医大」があるなら「男子医大」があってもいいという意見を見かけましたが、そういう形の方がまだ納得がいきました。

 

物事が変わるためには不祥事というきっかけも必要なのですかね。この不正は10年前から続いていたそうですが、今回文科省の件がなければこの方式は今後もずっと発覚しなかったでしょう。そして、他の医大はどうなんだ?という当然の疑問が湧きますが、全ての私立医学部に細かいチェックが入ることもないだろうし、もしかしたらこのまま時間がたって国民も忘れて可能性があるんじゃないのかとも思います。

 

医者という特殊な仕事

 

ただ一方、激務とされる救命医や外科医の確保をどうするのかという問題も当然現場からは出ますよね。病気や事故に対応するのに、一晩中かかって手術をしたり、応急処置をしてくれたりする医師がスタンバイしていなければ患者の命が救えないわけですから、どうしても生活を犠牲にして対応する方たちを育てる必要があります。そこまで自分の時間を捧げられるかとなった時に、やはり女性は躊躇うのではないか。自分にはそのような生活は無理だと思う人が男性より多いのではないか。そんな気もしてしまいました。

 

議論を深める機会にしてほしい

 

このような不祥事が明るみになって最初は呆れましたが、女性は学科試験が優秀であるが、現実の傾向としては将来的に眼科や皮膚科を希望するケースが多いのだという医療現場からの意見も目にして、これは一筋縄ではいかない話なのかなと少し印象が変わりました。

 

しかしやはり受験の段階で女性であるからという理由で知らないうちに減点というやり方は変えた方がいいです。納得のいく形での選抜を行うべきではないかと感じました。識者の意見を総合して、改良してほしいと思います。

 

コネとか金とかについても、アリならアリ、ナシならナシと各大学ではっきりとホームページで明記は・・・しないですわな。急にそういう手段が堂々と認められるようになったら不公平感がさらに高まります。試験の時に本人の力だけでなく親の力を合算していいよということになるわけですからね。

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか。実は、「こんなやり方が現代でまかり通っているなんて理解できない」という趣旨で記事を書き終えた後に冒頭のリンク記事を見つけまして、もちろん大学側の手法には問題だらけだという思いに変わりありませんが、やはり外から見ただけではわからない事情がある、考えが甘かったという気持ちになりました。

 

いろいろ修正を施しているうちに論調が迷走してしまい、結局何が言いたいのかわかりにくくなり反省しております。ここまで読んでいただきありがとうございました。