明日は明日の風が吹く

某塾で個別指導講師やってます。日記とか考えたこととかを記事にしています。

祈りが通じた日 <塾のお仕事日記>

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こんにちは、M(エム)です。皆さんは神頼みをしたことがありますか。私は何か頼んでもほとんどスルーされるので基本的には頼りません。しかし昨日は久々に神に祈りました。「天にまします我らの父よ」みたいな感じですかね。「エロイムエッサイム我は求め訴えたり」というのは悪魔召喚の呪文だそうなので唱えてはいけません。

 

 

仕分け作業

 

現在生徒5人を担当しておりまして、1人はそもそも受験しないということなのでおいておきます。2人は遅刻・欠席の常習者でありまして、これも内心では横に置いております。あと2人。この2人が非常に厳しい状況なのですが、毎回やる気を見せておりまして、こちらの話もしっかりと集中してくれるのです。なので全面的にバックアップしてやりたいと考えております。

 

そのうちの1人は志望校も2ヶ所ほど決めているとのことで、朝、仕事前に近くの大型書店が開店すると同時に寄って赤本を確認しに行きました。要するに、

 

「これまで試験にあんまり出てないような分野を思い切ってカット」

 

という作戦に出ようというわけです。時間全然足りていないのですが、とりあえずは戦える形にしてやらないとせっかくセコンドについている意味がありませんので。出題傾向を把握して手を抜けるところを抜く決断をしました。

 

ところで、同じギャラをもらっているとはいえ、遅刻欠席を繰り返してですね、来た時もあんまり気乗りしてないような子と、必ず時間前には来て熱心にこちらの話を聞いてくれる子を同じに扱えというのはどだい無理な注文なのです。坂本金八(3年B組)とか鬼塚英吉(GTO)とかだったら何とかするのかもしれませんが、私全然そういうタイプじゃないですしね。そもそも学校じゃないですから来なくても叱るようなシステムにはなっていないと思います。さて、今日は2コマのお仕事でした。

 

1人目

 

ということで祈りを捧げておりました。「今日はもうどうか生徒にお休みをあげてください、彼は連日のバイトで大変なんです」って。前回も来なかった子で、いろんなバイトにいそしんでいるようなんですね。来週の旅費を稼ぐために夜遅くまで頑張っているということです。

 

これまでの6回の授業のうち、当日欠席2回、遅刻3回、時間通りに来たのが1回。時間通りに来た日も着席してから20分間雑談をやめずというツワモノです。「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ・・・」。実際私もちょっと疲労が残っており、この時間帯は目をつぶって休んでいたい気分なんだよなあ。などと本気で思っていたところです。

 

今回はどういう気まぐれか神が私の願いを聞き届けてくださったみたいで、7回目の授業で3度目の当日欠席。最後まで姿を現すことはありませんでした。職員さんも電話したけどつながらなかったといういつものパターンだったのだろうと思います。その間、私は目を閉じていい気分で椅子にもたれておりました。

 

生徒が来なくて「待機」の状態だと、ギャラは減額されずに発生します。もう慣れましたけど、本当に何だこれと思うこともあります、この座って待ってるだけの時間。でも先日の記事に書いたように感謝しないといけません。生徒が来なかったってことに?そういう考え方もありですかね。

 

2人目

 

さてこちらはやる気のある生徒の1人です。実は少々停滞していまして、最初に「ある程度自分で家でやって来ます」と明言しており、これはまあまあのスピードで進むかと思っていたのですが、ここへきて急ブレーキ。家でやろうと取り組んでみたもののわからない、ということでした。

 

それで今回は私が順次ずっと説明し続けるという展開になったのですが、これ、非常に危険だなと思いました。説明を聞いて「よしわかった」となっても、いざ自分でやってみるとさっぱりということが往々にしてあるのです。

 

本人の様子からは少し焦燥感もうかがえました。そりゃそうです、この時期にまだそんなとこやってるのと誰もが思う進行状況なので。ただ、焦るあまりうわっ滑りになって頭に入っていないようなことになればダメですから、そのあたりを今後もよく注意してみてやらないといけないなと思いました。

 

講師は遠慮なく使え

 

性格も多少関係するのでしょうが、基本的に講師の人たちは生徒に対して「遠慮なくかかってこい!」というスタンスだと思います。あるいは「高いお金払ってるし便利なツールだと思ってどんどん使ってくれていい」でしょうかね。わずかながら物おじしないタイプがいるもので、そうした生徒は遠慮なくずかずか講師室に入ってきて、休憩時間に質問しています。リラックスタイムを削られても、どの講師も嫌な顔もせず丁寧に応対しているのが常です。

 

職業柄とも言えますが、多くの講師は「教えたがり」です。しかし生徒の方は若いからか?日本人だからか?遠慮してしまうタイプがほとんどでしょう。あまり忙しそうにしている時はともかく、たいていの場合は講師はみんな快く答えてくれるので、せいぜいこき使ってやればいいのになと思ってしまいました。とはいえ、自分も若い頃にはそういうことはできないタイプでしたけどね。

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか。私、見た目とかで依怙贔屓はしませんが態度の良し悪しでは内心でこっそり依怙贔屓してます。表面上は別に差はつけていませんけど、気持ちの上でということですね。ただし、現在やる気の見られない子らが気持ちを切り替えて戦う覚悟ができたのなら、私とていつでも微力を尽くして力添えをする用意はあります。本質的に彼らを嫌っているとかいうわけではないので。

 

ともかく、昨日は生徒が休んで1コマ目にゆっくりできたことに、おっとっともとい、与えられた仕事に自分なりにベストを尽くせたことに感謝しました。そういう日々の積み重ねで進んでいこうと思っています。ここまで読んでいただきありがとうございました。