明日は明日の風が吹く

某塾で個別指導講師やってます。日記とか考えたこととかを記事にしています。

引っ越し記事・裏口入学の衝撃

 

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おはようございます!人生詰みぞうです。裏口入学なんて言葉を聞くのは久々と思ったのですが、最近の方はご存知でしょうか。東京医科大という私立医大が文科省の支援事業の対象校に選定する見返りに、文科省局長の息子を不正に入学させたということです。自分のキャリアを棒に振ってまでそんなリスクを取る必要があったのかどうか。絶対ばれないと思っていたのでしょうかね。ともあれ、「医学部受験」の世界を元ひきニートですが塾業界にいましたのでざっくり解説します。

 

 

目次

 

「難しい」or「お金かかる」は絶対

 

 

おおまかにわけて医学部には3種類あります。

 

Aコース:制約があるが学費ゼロ、難易度高めの医学部

Bコース:学費は安め、難易度高めの医学部

Cコース:学費は高く、難易度はやや幅がある医学部

 

です。今回の東京医科大はCコースですね。学費3000万円で私大としては「安い」そうです。

 

 

学費ゼロの医学部とは?

 

いや3000万とかの医学部じゃなくてただでいける医学部あるならそこ行きゃいいじゃん!と思うかもしれませんがそう気軽にはいきません。制約があります。

 

防衛医科大・・・卒業後9年間自衛隊勤務。在学中も規則が厳しい。ただし学費ゼロなだけでなく給与までもらえる

産業医科大、自治医大・・・卒業後9年間指定の医療機関に勤務(へき地・離島など)。

制約条件を破った場合には学費免除にはなりません。

 

 

国公立は他の学部と学費同じ(ただし6年制)

 

国公立の場合は、他の学部と学費の点で差は設けられていません。ただしご存知のようにセンター試験あり、2次試験ありと、学力的な負担はとんでもなく大きくなっています。合格するために、センター試験は9割ぐらいが標準、8割5分でギリという話です。国公立医学部でもっとも易しいグループが、おおよそ京都大学の理学部・薬学部・工学部・農学部と偏差値基準では同等という資料があります。

 

 

私立の学費は数千万単位

 

入学金や6年の授業料を加算するとこれぐらいの規模になるそうです。普通のサラリーマンの収入では考えにくい金額ではありますね。難易度としては、超難しい慶應や慈恵医大、順天堂から比較的易しめの獨協医大、川崎医大まで幅があります。東京医大も医学部の中では平均よりやや下とはいえ、一般からするとやはり難関です。資料によると東京大学の理科1類、2類と同等です。ただし、科目数は国公立より少ないのでいちがいに比較は出来ないと思います。

 

 

近年難易度が急騰した

 

実を言うと、学費はともかく昔はここまで難易度は高くありませんでした。近年、医学部人気が急激に高まり倍率が上がったため、私大医学部も非常に難関になってしまったのです。理由としては、端的に言えば「収入とステイタスが高く、一般企業に勤務するよりは将来的に安泰である」と考えられるようになってきたためかもしれません。他の医療系の資格、看護師や介護士、放射線技師や理学療法師などの資格も根強い人気があります。

 

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか。別世界のことをまるで詳しく知ってますみたいに書いてしまいました。学費の面でも成績の面でも私からすれば別世界、雲の上の話なのですが仕事柄こうした難易度とかの話題には多少ついていけるようになったのです。「ブラックペアン」とか「コードブルー」とか「コウノドリ」とか、医療ドラマがヒットするたびに少年少女が「私には医者になりたいという夢ができました!」みたいに宣言したりするのですが、一般家庭にはなかなかの茨の道です。大学に入ってからも国家資格を取るために勉強漬けになるという現実がありますから、さまざまな情報を集めて進路を決めるとよいと思っております。ここまで読んでいただきありがとうございました。