明日は明日の風が吹く

某塾で個別指導講師やってます。日記とか考えたこととかを記事にしています。

家庭教師というバイト・お仕事のメリットデメリットのまとめ

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ども。人生詰みぞうです。私、実際には何か月も寝込んでしまっていて働くどころじゃなかったときも、週に1、2回ちょろっとしか仕事してないときも、「私はプロ家庭教師。決してニートやひきこもりではないのだ・・・。」と自分に言い聞かせて隠れ蓑にし、精神の安定を図っておりました。実際には

よほどでないと家庭教師オンリーで生活していけるわけない(それどころか学生バイトとしてもどうかと思う)

という感想をもっていますが、実際そのメリットデメリットについて知っている範囲でまとめました。デメリット意見の方が多いのでそちらを先に書きます。

 

 

目次

 

デメリット

少子化という絶対的なトレンドには逆らえない。仕事量は減る一方

 

集団授業という昔ながらのスタイルだけでなく、今は個別指導・映像授業にも大手が参入。家庭教師という選択をする家庭自体が減っているのではないかと。 今のところ、唯一有望な分野と思えるのは中学入試。時給はいいし親もお金に糸目はつけないことが多いです。それだけ教えるのは大変ということになります(上位校の算数、発狂するほど難しいしスピードも要求される)。私も一時、難易度低めのケースを何回か受けたことがありますが、小学生の相手は本当に疲れます。今はもうやれません

 

学生のみならず、副業としてやりたいという人は大学の講師や退職した教員などたくさんいる

 

自分の本業の余技としてお金を稼ぐ手段としてはもっともありそうなので競争は激しい。立派な肩書ついてる人の方がそりゃ有利です。

 

家庭に行くための移動時間が思いのほかかかり、一見時給はよさそうに思えても効率が悪い

 

ご家庭に伺うのですから、住宅街でバス、徒歩などを使ってけっこうかかったりすることが多いですね。学生バイトとしても、時給少々低くても駅前などの便利な場所でガッツリ働く方が効率いい気がします。

 

ドタキャンがあると予定が空き、別の日に振り替え

 

ひどいのになると当日キャンセルを平気で何度もやってくれたりして頭を抱えることになります。これ、実にばからしいのでバイトとしてあまりお勧めしない理由の一つです。

 

責任は重い。当たり前だが、成績を上げないと不満顔

 

高い時給を払っているのだから成績上げてくれて当然と思われています。全部教えている方の責任とされる場合もありますが、本当に手のほどこしようのないケースに当たることも多いです。「家庭教師を頼む」ということ自体が「授業についていけない」ということを示唆していることがあるので。そして、いろんな科目を教えてくれという注文が飛んできたりします。

  

基本的に平日夜しか稼げない。スケジュールがよく空く

 

土日でもいいとか、平日昼間でいい(浪人)とかいう案件はまれ。また、よほどの人気講師でなければ都合よくスケジュールが埋まらず空きが生じます。ゆえに専業で十分な収入を得るのはまず無理ですね。予備校講師などをしている人はよほど破格の条件でなければ受けないでしょう。

 

他人の家に上がり込むので気を使う

 

雨の日は服の濡れ、夏の日は汗。靴下の臭い、体臭、口臭など距離近くで教えるためけっこう気を使う点が多い。異性の生徒相手だとなおさら神経使います。

 

派遣センターを通している場合、家庭が払っている額が高額なので申し訳ない

 

一般に家庭教師の派遣会社から仕事を受ける場合、教師の時給の倍以上を家庭は払っていると考えてよいでしょう。高額な教材を売りつけるところとかは論外ですが・・・。その上交通費は直接手渡しで毎月受け取るシステムだったりして、そういう金銭的なプレッシャーがあります。あるいは会社にだいぶもっていかれることに納得いかないことも。

 

メリット

ニート・ひきこもりがつける仮面としては便利

 

スケジュールや収入を詳細に訊かれることはないので、ろくに仕事してなくても体面はなんとか保てます。また、ブランクあろうと何ら気にしなくて済みます。しかし話が下手とか、子供の面倒を見るのが苦手とか、他人の家に入っていくことに抵抗がある場合は難しいかもしれません。

 

「先生」扱いなのでそこそこ年食ってもプライドを傷つけられずにすむ

 

普通のバイトだったら年下の先輩にボロクソに怒鳴られるところでしょう。メンタルがもたないですね。しかし家庭教師の仕事をしてるってどうなの、食えるのとか思われているかもしれません。

 

座り仕事なので体力なくても出来る

 

もちろん自分の用事などをしてはいけませんが、生徒に問題を解かせて眺めている間などは楽です。というか、そういう感じで気が抜けない仕事はとても自分の体力では出来なかったです。

 

自分の得意なことを教えるだけ

 

多少の下準備は必要とはいえ、自分の得意分野を他人に教えるというのはストレスがあまりかからないですね。常にこちらが主導権を握ることが出来るという点は良いです。

 

目下に対する忍耐や寛容、分かりやすい話し方などが身につく

 

学習に限らず、初心者や不得意なことのある人に対しては辛抱強く待ち、広い心でゆっくり伴走し褒めたり励ましたりといったスキルが身につきます。もちろん心がければですが。

 

依頼する側の気をつけるポイント

どんな人が来るかは完全に運次第

 

真面目で責任感が強く、能力の高い人が来るか、いい加減な性格で知識もあやふや、説明も下手な人が来るかは来てみないと分かりません。事前に経歴等は分かるが、希望通りの人が来るとは限らないです。

 

期待しすぎない

 

家庭教師をつけて解決するのは、本人はやる気があり真面目だがどこかでつまづいてしまった、という場合でしょう。やる気がまるでなかったり約束を守れなかったりするタイプの子を家庭教師が何とかしてくれると思うのは期待過剰です。人間性まで変えられる人はそうそういないです。

 

成果が出ないか相性悪そうなときは早めに切る

 

3か月ぐらいで芽が出る兆候がなければ、相性が悪いか指導力不足かを疑ってください。また、本人から常に教師の様子を聞き、偉そうだったり怒りっぽかったり説明が下手だったりするなら辞めてもらうことを検討すべきです。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。学生なら一度はやってみるといいかもしれませんが、大手の個別指導教室で連続でコマを入れた方が稼げるんじゃないかという気はしますね。社会人で家庭教師というのは、ちょっと考えにくいです。私のように事情を抱えているとか、他に収入源がある人か、引退して年金をもらいながら半分趣味でやっている人でしょう。将来的にはこの形態は個別指導に吸収されていくかもしれません。ネットで直接契約する形もありますが、トラブルなどの処理は自分でしなければならないのでそこは気をつけておきましょう。ここまで読んでいただきありがとうございました。